容疑者Xの献身

『容疑者Xの献身』

東野圭吾といえばガリレオシリーズを思い浮かべる人も多いのでは無いでしょうか?『容疑者Xの献身』は、ガリレオシリーズ第3弾の東野圭吾の推理小説。第6回本格ミステリ大賞、第134回直木賞受賞作です。2003年から文芸誌『オール讀物』に連載され、2005年8月に文藝春秋より出版され、2008年8月に文庫化されました。また、国内の主要ミステリランキングである『本格ミステリベスト10 2006年版』『このミステリーがすごい!2006』『2005年「週刊文春」ミステリベスト10』においてそれぞれ1位を獲得し、三冠となった後、更に2賞を取り、最終的に五冠となりました。いかに素晴らしい作品であるかが伺えますよね。

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『容疑者Xの献身』ストーリー

花岡靖子(松雪泰子)とその娘の美里が暮らすアパートに、元夫の富樫慎二が現れた。引っ越しを繰り返しても居場所を突き止めては金の無心に来る富樫は、花岡親子にとって疫病神だった。大喧嘩の末、二人は富樫を殺害してしまう。その気配を察した隣の部屋の住人の石神(堤真一)は、花岡親子を救うためのトリックを考案する。天才的数学者でありながら家庭の事情で高校教師を務め、人生に絶望していた石神にとって、明るい花岡親子の存在は唯一の心の支えだったのだ。内海薫刑事(柴咲コウ)の管轄内で富樫の死体が発見された。殺人事件として調査が開始され、別れた妻である靖子が浮かびあがった。しかし、死亡推定時間に靖子は美里と街の劇場で映画を鑑賞していたアリバイがあった。その半券までもが保管されていたことに、内海はかえって疑念にとらわれる。内海とコンビを組む草薙(北村一輝)は、帝都大学理工学部で准教授を務めるガリレオこと湯川学(福山雅治)に捜査協力を求める。容疑者である靖子の隣人が石神と知って、湯川は驚いた。二人は、同じ帝都大学の同級生だったのだ。17年ぶりに石神と再会する湯川。そして、石神が過ごしてきた孤独な半生を知る。明らかに事件の犯人は靖子であり、石神が幇助していた。それに気がつきながらも、湯川は石神への友情を再確認する。靖子への容疑が高まる中、「自分が犯人だ」と主張する石神が自首してきた。それは、靖子を庇うための石神の献身だった。石神を本物の天才と評価する湯川は、強引に取調室へと面会に訪れて真意を訊ねる。しかし、石神の決意は固かった。石神が移送されようとする時、現れたのは靖子だった。石神だけが罰されようとすることに耐えきれなかった彼女は、そこですべてを告白する。富樫の死体だと思われていたのは、浮浪者のものであり、富樫の殺害された日は実は靖子母娘が映画を見に行ったというアリバイのある前日のことであった。事件は解決する。しかし、湯川の胸に残るのは虚しさだけだった・・・。

『容疑者Xの献身』キャスト

  • 福山雅治 - 湯川学
  • 柴咲コウ - 内海薫
  • 北村一輝 - 草薙俊平
  • ダンカン - 工藤邦明
  • 長塚圭史 - 富樫慎二
  • 金澤美穂 - 花岡美里
  • 益岡徹 - 葛城修二郎
  • 林泰文 - 柿本純一
  • 渡辺いっけい - 栗林宏美
  • 品川祐 - 弓削志郎
  • 真矢みき - 城ノ内桜子
  • 松雪泰子 - 花岡靖子

    堤真一 - 石神哲哉

『容疑者Xの献身』スタッフ

  • 監督 - 西谷弘
  • 製作 - 亀山千広
  • エグゼクティブプロデューサー - 清水賢治、畠中達郎、細野義朗
  • プロデュース - 鈴木吉弘、臼井裕詞
  • プロデューサー - 牧野正、和田倉和利
  • 企画 - 大多亮
  • 原作 - 東野圭吾
  • 脚本 - 福田靖
  • 撮影 - 山本英夫
  • 照明 - 小野晃
  • 美術部 - 谷京子
  • 整音 - 瀬川徹夫
  • 録音 - 藤丸和徳
  • 編集 - 山本正明
  • 音楽 - 福山雅治、菅野祐悟

『容疑者Xの献身』概要

月9枠のドラマの映画化は『西遊記』『HERO』に続き3作目となりました。2008年10月4日に公開。2008年初旬に撮入。映画公開初日には、フジテレビ系で『ガリレオΦ』が放送されました。基本的なストーリーは原作に沿ったものとなっていて、ドラマの劇場版という位置づけながらもドラマからのオリジナルキャラクターの出番が少なく、湯川が数式を書いて推理を整理するシーンがないといったドラマのパターンを踏襲しない展開を見せています。また、原作との相違点として湯川と石神が雪山に登り、その雪山で対峙するシーンが挿入されています。ガリレオシリーズの短編『探偵ガリレオ』『予知夢』を原作としたテレビドラマ『ガリレオ』の劇場版として本作を同ドラマのキャスト・スタッフにより映画化されました。福山雅治にとって『ほんの5g』に準主演して以来20年ぶりの本格的な映画出演になり、映画主演は初めてです。2009年12月29日に『ガリレオΦ』と連動した「二夜連続ガリレオスペシャル」を銘打って、地上波で初放送され視聴率17.3%となりました。 

小説『容疑者Xの献身』

東野圭吾の推理小説、『容疑者Xの献身』は、第6回本格ミステリ大賞、第134回直木賞受賞作。ガリレオシリーズ第3弾。2003年から文芸誌『オール讀物』に連載され、2005年8月に文藝春秋より出版され、2008年8月に文庫化されました。また、国内の主要ミステリランキングである『本格ミステリベスト10 2006年版』『このミステリーがすごい!2006』『2005年「週刊文春」ミステリベスト10』においてそれぞれ1位を獲得しました。

舞台『容疑者Xの献身』

  • 2009年に演劇集団キャラメルボックスによって舞台化。脚本・演出を成井豊が手がけました。
  • 2009年4月18日から26日に新神戸オリエンタル劇場で、同年4月30日から5月24日にサンシャイン劇場で上演されました。
  • 翌2010年には成井豊脚本のままで上海の現地製作会社が『嫌疑人X的献身』と言うタイトルで二週間上演しました。
  • 2012年には同劇団で再演。5月12日から6月3日にサンシャイン劇場(東京・池袋公演)で、6月7日から6月12日にシアター・ドラマシティ(大阪公演)で、6月15・16日にシアター1010(東京・北千住公演)で上演されました。脚本は初演に引き続き成井豊、演出は成井豊と真柴あずきが手がけています。

舞台『容疑者Xの献身』出演者

  • 湯川学 - 岡田達也(2009年版・2012年版)
  • 石神哲哉 - 西川浩幸(2009年版)/近江谷太朗(2012年版)
  • 草薙俊平 - 斎藤歩(2009年版)/小林正寛(2012年版)
  • 間宮刑事 - 川原和久(2009年版・2012年版)
  • 花岡靖子 - 西牟田恵(2009年版・2012年版)
  • 米沢小代子 - 大森美紀子(2009年版)/坂口理恵(2012年版)
  • 金子芹香/山辺曜子 - 前田綾(2009年版・2012年版)
  • 工藤邦明 - 三浦剛(2009年版・2012年版)
  • 岸谷由紀夫 - 筒井俊作(2009年版・2012年版)
  • 花岡美里 - 実川貴美子(2009年版・2012年版)
  • 富樫慎二/学生 - 石原善暢(2009年版・2012年版)
  • ホームレス - 小林春世/市川草太/鈴木秀明(2012年版)
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